東室ウィークリー
【東室ウィークリー Vol.57】
更新日:2017.10.15
こんにちは。フルート奏者の吉田雅信です。
当団主催のコンサートシリーズ 「モーツァルトプログラム」の
第3回公演が10月19日に迫ってまいりました。
この企画は平日の午後にモーツァルトの音楽で、
皆様にホッとするひと時を持っていただけたらという主旨でスタート致しました。
毎回たくさんのお客様がご来場下さり、演奏者と共にアットホームな雰囲気の中でもう3回目を迎えます。
今回はプログラム中のフルートとハープのための協奏曲を演奏させていただきます。
この曲はモーツァルトが22歳の時にフルートとハープの愛好家であったパリの貴族の父娘の為に書かれました。
作曲の間 色々トラブルがあったようですが、
生まれ出た作品は今日でもモーツァルトの作品の中で最も愛される曲のひとつに数えられる最高のものでした。
娘の結婚式の為に書かれたという事で全体に華やかで祝祭的な気分に満ちています。
ゆったりした第2楽章は平穏な安らぎと歌に溢れ、この楽章だけでも演奏される名曲です。
この曲のレコードを繰り返し繰り返し聴いていた子供の頃が懐かしく思い出されます。
すべてのフルーティスト並びに すべてのハーピストにとっても素晴らしいレパートリーのひとつと言えましょう。
この作品を遺してくれたモーツァルトに感謝の念を捧げて演奏したいと思います。
お時間のある方 御都合のつく方 サントリーホール ブルーローズでお待ちしています。
今週は吉田雅信さんでした!
画像は吉田さんのフルートと、梅津さんのハープです。
フルートとハープってなんだかとても優雅な感じがしますね^^
今回採り上げるこの協奏曲にはたくさんの思い出があります。
それもそのはず!
フルート吉田さん、ハープ梅津さん、そして当団は、
数え切れないほど共演しているからです!
明日からリハーサルが始まります♪
どんな名演になるか楽しみです。
25番のシンフォニーも、番号なしのト長調、ヘ長調も必聴です!
10/19、14;30開演です!
皆様是非サントリーホールブルローズにへお越しください^^