東室ウィークリー
【東室ウィークリー Vol.45】本日更新!
更新日:2017.03.09
【東室ウィークリー Vol.45】
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《東室ウィークリーVol.45》本日アップ!
今週はヴィオラ奏者の山口 真さんです。
山口さんの趣味のお話を聴かせてもらいました!
演奏家の皆さんが普段どんな休日を過ごしているのか、
東室ウィークリーならではのテーマです♪
是非ご覧下さい♪
皆様、こんにちは!
今回ウィークリーを担当致します東京室内管弦楽団、ヴィオラの山口真です。
今回は休日の過ごし方について述べていこうと思います。
皆様は音楽家の休日と聞いて何を想像されるでしょう?
曜日で申しますと基本的に演奏会や催し物は週末、土日に催されることが多く一般の方がお休みの時に私共は働いていることが多いのです。
逆に一般の方が働いている月曜、火曜など週の前半は私共は休みになる率が高いです。
このように音楽家の休みは一般的な休みと異なることが多いのです。
このことでもちろん不便な点もありますが、良いこともあります。
例えば私は趣味で山登りをするのですが、山小屋に泊まらなくては頂に辿りつけない高山に登る際、月曜、火曜ですと小屋が非常にすいているのです。
シーズン中の週末の山小屋は畳一畳を二名程でシェアするほど込んでおりますから、それを考えますと非常に快適に登山できるわけです。
登山の魅力は私はいつ頂に立てるかわからない状況でひたすら無心に歩き続けることにあると思っています。
古の山伏もそのような心境だったのでしょうか。
全く音楽を離れて山を歩き続けると次の演奏会へのエネルギーも湧いてくるのです。
東京室内管弦楽団に最初にお邪魔したのは三年程前の二月、忘れもしない記録的な大雪の日の立川での音楽鑑賞教室でした。
最初は皆さんのスピードについていくのが大変で、ご迷惑をおかけしていたと思います。
そして、皆さんの常にすべての演奏会にエネルギッシュに全力で取り組む姿勢にいつも敬服しております。
恐らく、さぞかし素晴らしい休日を過ごされているのでしょう。
いつか伺ってみたいと思います。
また東室の演奏会ではいつも独特のあたたかさを感じます。
私は直接、その棒のもとで演奏することは叶いませんでしたが、長年東室を導いてこられた いわくぼささを先生の薫陶をうけた先輩方の醸し出すものであると推察致します。
私達、後進もしっかりと先輩方に教えを受け、東室のオリジナリティを受け継いでいきたいと思っております。
今週はヴィオラ奏者の山口 真さんでした。
山口さんの趣味のお話を聴かせてもらいました!
演奏家の皆さんが普段どんな休日を過ごしているのか、東室ウィークリーならではのテーマです♪
来週は打楽器奏者の宮崎仁さんです。
次回の投稿もお楽しみに!