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東室ウィークリー

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【東室ウィークリー Vol.10】本日更新!

更新日:2016.06.16 

【東室ウィークリー Vol.10】

 

当団メンバーの”今”をお届けする、Facebook・twitterのコンテンツ、
《東室ウィークリーVol.10》本日アップ!

Vol.10 はファゴット奏者の神山純さんです!
鑑賞教室の楽器紹介への想いを書いて頂きました♪
ファゴットという楽器の魅力を感じられる記事になっています!

是非、ご覧下さい♪


こんにちは。ファゴットの神山純です。
私達の次の本番は、小中学生のための音楽鑑賞教室です。
東室は昔から音楽鑑賞教室を大切にしているオーケストラですが、私にとっても特別で重要な仕事です。
ファゴットは小中学生に限らず、クラシック音楽はあまり聴かない人達にとって最も知名度の低い楽器だからです。
音楽鑑賞教室では、各楽器を説明しながら音を聴き比べていく楽器紹介のコーナーがありますから、ファゴットの知名度&好感度アップのための絶好のチャンスです!!
しかし、オーケストラには華やかでカッコいい楽器がたくさんあるためか、知名度アップ作戦は苦戦を強いられています。
奇妙な形と地味な色がいけないのでしょうか?
私が常々感じているファゴットの欠点は、
〇楽器が大きくて重すぎる(約6㎏)
〇指使いが複雑で覚えるのも面倒くさい
〇リードを作るのが面倒くさい。しかもなかなか良いものができない(私だけ?)
〇分解して片付けるのに時間が掛かって、他の人のようにさっさと帰れない
〇楽器を持って通勤電車に乗ると睨まれる
でも勿論それを補って余りある魅力を感じています。
高校生の時、サックスからファゴットに変わった私は、初めこそ大きな音は出ないし何かスッキリしない楽器だなあと思いましたが、いつしかファゴットの音色にすっかり魅了されていました。
ファゴットほど男声に近い音色を持つ楽器はないと言われています。奏者の感情が肉声のように表現されるのです。
低音楽器であるためか、おじいさんキャラを演じることも多いのですが、若返って男前のテノール歌手のように美しい響きで、時には悲しく、時にはユーモラスに感情を込めて歌うこともあります。
また、リードを自分で思うように作るということは、音色(声)を自分で作れるということでもあり、これもファゴットの魅力であると思っています。
プロコフィエフの音楽物語≪ピーターと狼≫では、ぶつぶつと小言を言うおじいさん役を演じますが、そこには奏者によって、60代から90代、性格も穏やかそうだったり、頑固で怖そうだったり、実に様々なおじいさんが存在することになります。
私の場合、78才白い豊かな髭を蓄えた本当は優しいおじいさんのイメージでやっています。
これから私も年をとるごとに本物のおじいさんに近付いて、ファゴットがどんどん似合いの楽器になっていくのを楽しみながら演奏していきたいと思っています。


今週はファゴット奏者、神山純さんでした!
鑑賞教室で必ず行う楽器紹介コーナー!それぞれの楽器奏者が好感度アップのために、毎回ユーモラスな工夫をしています。
今度の鑑賞教室では、神山さんの演奏でファゴット好きの小中学生が増えるのではないでしょうか♪
来週はヴァイオリン奏者の村瀬敬子さんです。
次回の投稿もお楽しみに!


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