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東室ウィークリー

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【東室ウィークリー Vol.56】

更新日:2017.10.06 

【東室ウィークリー Vol.56】
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《東室ウィークリーVol.56》本日アップ!

今週は首席トランペット奏者の多田将太朗さんです。
10/7公演で採り上げるネルーダのトランペット協奏曲の事などお話いただきました!

是非ご覧ください!


東室ウイークリーをご覧の皆様、こんにちは。
トランペット奏者の多田将太郎です。
いよいよ10月7日に迫ってまいりました、「Chamber Music Style op.8」のご案内です。

今回は、

〜煌めくトランペット 躍動するオーケストラ〜

詳細→https://tco.or.jp/2017-2018-autumn-chamber-music-style-op-8/…

ということで、 “Chamber Music”に相応しいプログラムになっていると思います。

大編成オケには大編成なりの響きの重厚さや、圧倒的なパワーで作り出せる音色がありますが、小編成オケならではの楽しみといえば、その機動性とメンバーそれぞれの音をより身近に味わえる点ではないでしょうか。

この Chamber Music Style シリーズは、それを楽しめるコンサートになっているのではないかと思います。
我々のオケは「東京“室内”管弦楽団」という位ですし。とはいえ“室内”の広さは多種多様ですが。
さて、今回このコンサートにはソリストとして出演いたします。ネルーダのトランペット協奏曲、トランペット協奏曲作品のバイブルである、ハイドンのトランペット協奏曲に比べると知名度は劣るかもしれませんが、まさに室内オケのような小さな編成で演奏するにはもってこいの曲です。

1、3楽章は非常に明快なメロディで、とても華やかです。きっと一度耳にすると頭から離れないのではないでしょうか。対して、2楽章は優しく甘美なメロディ。特に、オケとのハーモニーのアンサンブルは素晴らしいです。この現代に聴いても新鮮な響きが垣間見えると思います。
そしてもう一つの“見所”は指揮者がいない、という点。今回指揮者なしでの演奏をリクエストさせていただきました。これも室内オケならではの醍醐味でしょう。より奏者間のコンタクトが研ぎ澄まされ、時には主張しあい、時には寄り添う。その中で最上のアンサンブルへと昇華されていく時間が、スリリングであり、また快感でもあります(笑)

そして、その時をお客様と一緒に味わえれば、演奏者としてこれ程の幸せな時間はないでしょう。
今週からリハーサルが始まっておりますが、コンサートマスターの須山さんをはじめ、メンバーの皆さんとのアンサンブルを楽しみながら、本番を迎えたいと思います。
まだご予定が未定の皆様、土曜の夜は東京文化会館小ホールへどうぞお越しください。


今週は多田将太郎さんでした!
あまり採り上げられる機会が少ないネルーダのトランペット協奏曲ですが、多田さんの繊細で煌びやかな音色にピッタリの協奏曲です♪

皆様是非、明日10/7東京文化会館へお越しください^^
本日もリハーサル進行中です!

 


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