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東室ウィークリー

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【東室ウィークリー Vol.41】本日更新!

更新日:2017.02.09 

【東室ウィークリー Vol.41】
当団メンバーの”今”をお届けする、Facebook・twitterのコンテンツ、
《東室ウィークリーVol.41》本日アップ!

今週はトランペット奏者の津守祥三さんです。
メロディとハーモニーがピタリと寄り添い、美しく響き合う瞬間は、聴き手も弾き手も気持ちのいいものです。
トランペット奏者ならではの視点からのお話しをしてもらいました!

是非ご覧下さい♪


みなさんこんにちは。東京室内管弦楽団トランペット奏者の津守祥三です。
趣味は美味しい料理を作ることです。もし音大受験に失敗していたら調理師の専門学校に通おうと思っていたほど料理が好きで、小さい頃からよく母の手伝いをしていました。
ちなみに最近お気に入りの食材は車麩です。なかなか日頃頻繁に使う食材ではないですが、高タンパク低カロリーでヘルシーですし、含ませる調味料によって味が変幻自在です。
また煮物だけでなく照り焼きやカツレツにも使えるので調理方法も様々です。車麩、オススメです。
さて、僕が初めて東室にお世話になったのは5、6年程前でしょうか。
毎年行われている所沢市の音楽鑑賞教室の公演で、ヴェルディ作曲のオペラ「アイーダ」の凱旋行進曲でバンダ(アイーダトランペット)のパートを担当しました。
リハーサルの会場へ向かうと、すでに音出しをされているクラリネットの方が…。その方は山口夏彦さん。
なんと僕が通っていた中学高校に吹奏楽部のコーチとして教えに来てくださっていた先生だったのです。
思いがけないタイミングで恩師との共演が叶い、すごく嬉しかったのを覚えています。
それからずっと共演させて頂いていますが、毎回貴重な経験だなと感じています。
また先日の新垣隆さんの演奏会で指揮を務めた中村匡宏くんも大学時代の同級生で、当時から仲が良かった友人です。
東室の現場では新たな出会いはもちろん、こうした嬉しい再会も多く、僕の中ではとても大切な場所となっています。
話は変わりますが、僕が担当しているトランペットは言わずも知れた花形楽器です。
否が応でも目立ちます。逃げも隠れも出来ません。
オーケストラの先陣を切ってパリッとカッコよく吹くことはもちろんすごく気持ちがいいですが、その下ではハーモニーセクションがバシッとハーモニーをキメてくれています。
それが見事に重なり合ったときの快感は何物にも変えられません。
逆を言うと、トランペットがいつもかっこよくいられるのはハーモニーセクションのおかげなのです。
いつも東室の皆様(特に金管セクション)には支えてくださって感謝ですし、それを音でお返ししていくのがトランペット奏者としての使命なのかなとひしひしと感じております。
車麩が美味しい出汁を含んで逸品料理になるように、自分もオーケストラの豊かなサウンドに包まれて華やかなトランペットを奏でられるように日々の努力を重ねていきたいなと思います。
2月16日、紀尾井ホールにて【The ファンタジーオブクラシック Part.15 チャイコフスキー×ベートーヴェン~運命の”モチーフ”が導く二つのNo.5~】の公演があります。
リハーサルを重ねてどのような逸品に仕上がるのか、今から楽しみです。皆様のご来場お待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。


今週はトランペット奏者の津守祥三さんでした。
メロディとハーモニーがピタリと寄り添い、美しく響き合う瞬間は、聴き手も弾き手も気持ちのいいものです。
【The ファンタジーオブクラシック Part.15】ではどんな風に”料理”してくれるか楽しみですね♪
東室メンバーによる美しい響きをぜひご賞味ください!
来週は首席チェロ奏者の小澤洋介さんです。
次回の投稿もお楽しみに!

 


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