東室ウィークリー
【東室ウィークリー Vol.31】本日更新!
更新日:2016.11.18
【東室ウィークリー Vol.31】
当団メンバーの”今”をお届けする、Facebook・twitterのコンテンツ、
《東室ウィークリーVol.31》本日アップ!
今週は首席チェロ奏者の嶋田拓夫さんです。
当団が様々なジャンルの音楽を演奏できるのも、
適応力に長けたメンバーたちの協力あってのこと!
これからも幅広いジャンルに挑み続けます♪
是非ご覧下さい♪
現在、東京室内管弦楽団の首席チェロ奏者として活動しております、チェロ奏者の嶋田拓夫です。
私と東京室内管弦楽団との出会いは今から35年ほど過去に遡ります。
その当時、小生は東京藝術大学に通学する学生でした。
その頃はまだ携帯電話も普及しておらず、かろうじて留守番電話が重宝されていたような時代でした。
自宅で電話に出るか、留守電をチェックするしか連絡手段がなく、外出先では公衆電話が唯一の連絡手段であるという、そんな時代でして…今では考えられませんね!
そんな時代のある日、弦楽カルテットを組んでいたメンバーで、当時東室のレギュラーメンバーとして活躍されていた某弦楽器奏者から当楽団の紹介があり、それが当楽団に初めて足を踏み入れる第一歩となりました。
ちなみにその当時、東京室内管弦楽団は国内唯一のポップスオーケストラとして活動していた楽団でもありました。
とは言え、そのレパートリーはかなり広い分野にわたり、バロック、古典派、ロマン派に至る西洋の古典音楽は勿論、映画音楽やタンゴ、そして時代の流れと共にゲーム音楽などもいち早く取り入れ、すぎやまこういち氏本人の指揮によるドラクエⅢ、Ⅳの東室による演奏にも立ち会った記憶が鮮明に残っています。
近年より、「GAME SYMPHONY JAPAN」と称しますゲーム音楽のコンサートシリーズにて度々演奏させて頂いておりますが、この楽団の歴史を考慮すると正に必然的?な成り行きに思えてきます。
2016年より、新垣隆さんによる新曲の演奏を当楽団が承る運びとなりましたが、いかなる時代に於きましても、東室があらゆるジャンルにおける順応性の高い楽団として発展して行くことを願っています。
今週は首席チェロ奏者の嶋田拓夫さんでした。
当団が様々なジャンルの音楽を演奏し続けられるのも、適応力に長けたメンバーたちの協力あってのこと!
これからもジャンルの枠に捕らわれずに幅広い音楽に挑み続けます♪
目新しいものも勿論ですが、今週土曜日にはバロック音楽を代表する作曲家のひとりヴィヴァルディの音楽を取り上げた【Chamber Music Style op.5~The Vivaldi Variations】を開催します。
当団の得意とする室内楽、その繊細な美しさをお楽しみください。
来週は首席フルート・ピッコロ奏者の本田幸治さんです。
次回の投稿もお楽しみに!