メンバー紹介
コンサートマスター
小笠原 伸子 / Nobuko Ogasawara
コンサートマスター 4歳よりヴァイオリンを始め、池田敏雄氏に手ほどきを受ける。 8~10歳にかけて朝日ジュニアオーケストラに在籍。10歳の時、NHK《ヴァイオリンのおけい こ》に出演、江藤俊哉氏に師事。11歳より15歳まで桐朋学園《子供のための音楽教室》 に在籍、Dオーケストラに在籍。 東京藝術大学付属高校を経て、同大学、同大学院修了。在学中は故福元裕、故井上武雄の両氏に師事。 1977年78年イタリアのシエナ、アカデミアキジアーナのマスターコースにて、サルバト-レ・アッカルドに師事、デイプロマ・ディ・メリトを得る。同地および近郊で演奏活動を行う。 1979年より87年まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団に在籍し、コンサートマスター、アシスタントコンサートマスターを歴任する。独奏者としては、大学在学中よりリサイタルを定期的に開催、NHKFM出演。協奏曲のソリストとして、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、ブルッフ、ブラームス、及びサラサーテの《チゴイネルワイゼン》などを、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京室内管弦楽団、都留文化大学管弦楽団、神奈川青少年管弦楽団、横浜管弦楽団と協演している。 室内楽奏者としては、1981年横浜弦楽四重奏団を結成、第1ヴァイオリンを務める。また、1991年に横浜バロック室内合奏団を結成し、コンサートマスターとして横浜を中心に広く活動する。日本では数少ないイタリア派のヴァイオリニストとして、イタリアバロックの作品の紹介を積極的に行っている。 2001年夏には、伊ウルビーノの古楽コース、エンリコ・ガッティのマスタークラスにて、 バロックヴァイオリン及び演奏様式を学ぶ。又、同2001年より、毎夏にイタリアのシエナをはじめとするトスカーナ各地の音楽祭に出演、ピアニストの岡部由美子の共演による、デュオ・リサイタルを数多く行う。 2004年からバッハの無伴奏全曲演奏シリーズを開始し、毎年9月に横浜みなとみらいホール小ホールにて無伴奏曲全6曲を1回のコンサートで演奏している。横須賀の自宅にて主催する「たかとりホームコンサート」は今年31周年を迎えた。 主宰する横浜バロック合奏団は地域の文化振興に貢献に対して2006年「ヨコハマ遊大賞」を、2009年には横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞した。 2007年より横須賀FM:ブルー湘南78.5の音楽番組[バロック音楽の楽しみ」に制作協力し、毎週土曜日11:15~11:30レギュラー出演している。 2005年より、身体理論「4スタンス理論」を廣戸聡一氏に師事。 2013年よりレッシュ・コーチ級トレーナーとなる。
根来 由実 / Yumi Negoro
東京藝術大学卒業。在学中より、モーニングコンサートのソリストとして藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。卒業の年9月には、秋山和慶氏率いる洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団のコンサートマスターに就任。
その後、フランスの技能・才能ビザ“Competanse et talent”を取得。フランスにてソロ活動や研鑽を積む。
帰国後は、コンサートマスター、首席奏者として各地オーケストラに客演。オーヴェルニュ室内管(フランス)の客演コンサートマスターとして、現地公演にも招かれた。
近年は、Disneyのオフィシャルコンサート、”billbord Classics オーケストラ”のコンサートマスターを務めるなど、クラシックのみならず、多種・多彩なジャンルのアーティスト、そして指揮者やオーケストラからの信頼も厚い。
その他には、クラシックのみならず、歌謡曲から演歌、ロック、ポップスに至るアーティストの楽曲やゲーム音楽のレコーディング、ラ・フォルジュルネin France、宮崎国際音楽祭等の音楽祭への出演や、「題名のない音楽会」などのテレビ出演、ソリスト(ソロ活動)、リサイタル、また、地域貢献活動、音楽教育公演などにも力を入れており精力的に演奏活動を展開している。
これまでに、澤和樹、故 若林暢、前橋汀子、故 山本由香子、マスタークラスにて、レオン・シュピーラー、ステファン・ピカール、ヤン・ソンシク、ルイス・カプランの各氏に、室内楽を岡山潔、北本秀樹、藤森亮一、青柳晋の各氏に師事。
2021年より東京室内管弦楽団のコンサートマスター就任。