2017-2018
season

東室ウィークリー

東室ウィークリー

【東室ウィークリー Vol.39】本日更新!

更新日:2017.01.26 

【東室ウィークリー Vol.39】
当団メンバーの”今”をお届けする、Facebook・twitterのコンテンツ、
《東室ウィークリーVol.39》本日アップ!

今週はオーボエ奏者の小倉悠樹さんです。
2ndオーボエというパートについて詳しくお話をしてくれました!
「1stの方がメロディを吹くことが多いんでしょう?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!
地味に思えるかもしれないパートも、実はよく聴いてよく観ると大活躍をしているのがオーケストラです♪

是非ご覧下さい♪


皆様こんにちは。厳しい寒さが続く毎日ですが風邪などひかずお元気にお過ごしでしょうか?
東京室内管弦楽団の小倉悠樹(おぐらゆき)と申します。
私はオーボエ奏者ですが、イングリッシュホルンというオーボエ属でも長く低い音の出る楽器も担当しています。
オーボエについて皆様はどのくらいご存知でしょうか?
その歴史は古く17世紀頃誕生したと言われています。
当初は今のような形状ではなくて、木に穴が空いただけの、まるでリコーダーのような姿でした(バロックオーボエ)。
その後、音楽が教会や宮廷だけでなく民衆の中でも楽しまれるようになり、大きなコンサートホールでもちゃんと音が聞こえるようにと、金属のキーがつけられたり改良が重ねられ現在の形になりました。
こんな歴史のあるオーボエですが、日本でメジャーになったのはこの曲ではないでしょうか!
1999年に放映されたNHKの朝ドラ「あすか」でオープニング曲として使用された大島ミチル作曲「風笛」です。
宮本文昭氏の素晴らしいオーボエの音色がお茶の間を魅了していましたね。
そして、これも忘れてはいけないでしょう「のだめカンタービレ」です。そこで登場した黒木くんによってオーボエが詳しく紹介されて身近になりましたね!
さて、普段2ndオーボエを演奏している私ですが、1stオーボエとどんな違いがあるのでしょうか?
以前2ndヴァイオリンの水村氏が東室ウィークリーで書いていたように、オーボエも2ndパートは内声でメロディーを支える役割をしています。
ヴァイオリンと違うのは、1stに対して独立した動きは多くないという事です。大体3度でハモっていたり、他の管楽器と和音を組んでいたり。
1stがメロディーを優雅に演奏している時はお休みの場合も多くあまり目立ちません。
それなのに!突然低音のppのソロが出て来たり、1stから引き継ぐメロディーがあったりと、絶妙な仕事をしなければならないパートだったりもします。
オーボエの特徴の一つに、小さい音を出すのがとても難しい事があげられます。実は大きい音よりかなりお腹の支えが必要です。
ディミヌエンドもだんだん支えを増していかなければ音が切れてしまうので、仮に綺麗にできていたとしても、かなり顔はこわばっています!(あまり見ないでください)
こんな何気ない、そんなに音楽的ではない事ですが、それがうまくいった時の喜びと安堵感は格別です。
そしてイングリッシュホルンですが、演奏する楽譜のほとんどがソロですので、2ndオーボエを吹いている感覚とは全然違います。
この2つのパートを一曲の中で持ち替えて吹く時は、頭や奏法を切り替えて演奏します。
とても難しい事ですが、東室では編曲された作品などでこの二刀流が多いので、とても勉強になりますし、良い経験をさせていただいています。
ちょっと地味な2ndオーボエパートにも是非注目してみてください♪
最後に、東室の故・いわくぼささを先生には残念ながら教えを請うことは出来なかったのですが、東室の歴史を築いてこられた先輩方と共に、先生の楽譜を演奏させていただくことで色々な事を感じ、吸収し、未来の東室に繋げて行ければと思っています。
明日は私の地元茨城県!のつくば市でみのり幼稚園とわかば保育園の音楽鑑賞会です♪園児達との歌の共演もあり、とても楽しみです。


今週はオーボエ奏者の小倉悠樹さんでした。
2ndオーボエというパートについて詳しくお話をしてくれました!
「1stの方がメロディを吹くことが多いんでしょう?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!
地味に思えるかもしれないパートも、実はよく聴いてよく観ると大活躍をしているのがオーケストラです♪
来週はヴァイオリン奏者の茂呂明子さんです。
次回の投稿もお楽しみに!