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東室ウィークリー

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【東室ウィークリー Vol.50】

更新日:2017.04.14 

【東室ウィークリー Vol.50】
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《東室ウィークリーVol.50》本日アップ!

今週はヴィオラ奏者の渡辺康仁さんです。 弦楽器に使われる弦についてお話をしてくれました。
様々な素材でできた弦、皆様も機会がございましたら是非聴き比べてみてはいかがでしょうか♪

是非ご覧ください!


皆様こんにちは。
ヴィオラ奏者の渡辺康仁です。
東京室内管弦楽団の演奏に初めて参加したのは2013年にスタートした「魔法少女まどか☆マギカ」のオーケストラコンサートでした。
当時そういった劇版音楽などのコンサートに不慣れだったので、リハーサル当日譜面台の上に置かれた40曲以上の楽譜にとても慌てた事を覚えています。
それ以来、劇版音楽やゲーム音楽、音楽鑑賞教室、紀尾井ホールでの定期演奏会などのコンサートを経験豊富な東室の先輩方に囲まれながらたくさんの経験を積ませて頂いております。
さて今回は弦楽器の演奏には欠かせない弦についてお話したいと思います。
一言に弦と言いましても現在では数え切れないほどのたくさんの種類の物があります。
その1つ1つに特徴があり拘り出すと大変です。
元々弦はガット弦といって羊の腸を伸ばして捻って寄せ合わせた物が使われていました。天然素材なので自然で豊かな響きと質感を出す事ができます。
1950年あたりまでガット弦が主流だったのでそれまでの作曲家の頭の中にあった弦の響きのイメージはガット弦だった。
という話を最近友人から聞きました笑
現在では時代に合わせてガットの代わりにナイロンやスチールを使った物が主流になっています。
どちらもガット弦に比べて演奏上での安定感や気温、湿度の変化に強いという利点があります。
もちろん音色も魅力的な物が多いです。
演奏者はその中から自分の趣味に合うものを探して行くわけです。
さらに巻きの素材は何か!
などキリがないので程々に。
ヴィオラ奏者は道具に拘ってばかりで練習しない。
というヴィオラジョーク?を聞いた事がありますので、、、、


今週はヴィオラ奏者の渡辺康仁さんでした。
弦楽器に使われる弦についてお話をしてくれました。
様々な素材でできた弦、ぜひ聴き比べてみたいものです♪
来週は打楽器奏者の寺田由美さんです。
次回の投稿もお楽しみに!

 


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